大阪市では近年の人口の減少、大学の減少、事業所・従業員数の減少を受け、これらを増加、誘致することが課題となっている。そのために大阪市では都市再生のシティプロモーションを推進しているところである。
まず、人口問題については、最近特に都心部で回復傾向にあり、これを維持していくことが課題になっている。次に大学の問題であるが、おおさか文楽通り整備事業等により文化・学術の都心回帰を図っている他、大学院(社会人向け)のサテライトキャンパスが都心に回帰傾向にあり、今後も推進していくことが課題となっている。また、事業所・従業員数の問題であるが、「ロボットテクノロジー」「健康・予防医療」「IT関連(ユビキタスネットワーク技術)」を重点産業クラスターとして位置づけたほか、都市再生重点産業立地促進制度等により、都心部への産業立地の促進を図っている。
このような中で、大阪市への大学誘致は、産官学連携による重点産業分野の振興や知的創造活動機会の創出を図るためにも大変意義が大きいものである。
同済大学大阪キャンパス誘致は、都市再生を推進している大阪にとって、上海市場への大阪企業の進出促進、上海企業・人材の大阪への誘致促進、関西の大学の国際化の促進を図る上で重要なものと考えている。 |